#統計 うわっ!...

以前から危惧していた通りに、アメリカ統計学界のASA声明に違反しているP値の使い方を仮定している問題が出題されたようだ。
こういう問題を作った人とそのまま出すことを許可した人達に何らかのペナルティーが課せられるべきだと思いました。続く
そういう人達は結果的に次世代の若い人達の知的レベルを下げることに貢献している。
統計学教育の内容が伝統的に酷いことは深刻な問題。
高校生にアメリカ統計学会が誤りだと言っていることを教える伝統を我々の世代は作ってしまうかもしれない。高校の数学の教科書の内容も酷い。

youtu.be/vz9cZnB1d1c?si…
以前は18歳以上でされていたトンデモ教育が15歳の子にされるようになってしまった。
普通はなかなか見れない暴挙。

ASA声明> how incompatible the data are with a specified statistical model
(注意: incompatibleはcompatibleに訂正した方がbetter)
と
Linkedin> how compatible your data are with null hypothesis
では重要な違いがあります。
「モデル」と「帰無仮説」では大違いです!
【この仮説のもとで、かたよりなく選ばれた 35人のうち 23人以上が「キャンペーンAの方がよい」と回答する確率が5%未満であれば、その仮説は誤っていると判断】
の部分はASA声明の添付画像の部分に違反しているやり方になっています。
biometrics.gr.jp/news/all/ASA.p…

以前から危惧していた通りに、アメリカ統計学界のASA声明に違反しているP値の使い方を仮定している問題が出題されたようだ。
こういう問題を作った人とそのまま出すことを許可した人達に何らかのペナルティーが課せられるべきだと思いました。続く
P値は最終判断のために使える情報の1つでしかない。
そういうのはダメだとアメリカ統計学会ははっきり言っており、しかも、それは科学的には普通に常識的な意見に過ぎないということ。

【この仮説のもとで、かたよりなく選ばれた 35人のうち 23人以上が「キャンペーンAの方がよい」と回答する確率が5%未満であれば、その仮説は誤っていると判断】
の部分はASA声明の添付画像の部分に違反しているやり方になっています。
biometrics.gr.jp/news/all/ASA.p…

P値を推定のための道具として扱わない誤りの繰り返しはやめるべき。
「差がない」という帰無仮説のnull P値単体を帰無仮説有意性検定(NHST)で使うだけなのは誤解の主な原因になっている。
biostatistics.ucdavis.edu/sites/g/files/…
きちんと責任の所在をはっきりさせるべき。
その辺の事情を知っている人がいたら、どうなっているかについて教えて下さい。
共通テストの問題は基本を理解していない人達が作っているということですね。高校の数学の教科書も同様。責任を取らなければいけない人達が沢山いる。
たくさんいるがゆえに、無知無能に基いて教科書を執筆したり共通テストの問題を作ったりした人達は責任を取らない可能性が高い。

こういう問題が(また)出題される可能性があることを知った高校生は、ASA声明に反するやる方を高校生時代に一所懸命勉強するようになる。
大学入学後に脱洗脳が必要になる。
ASA声明は2016年に出版されたので知らないではさすがにすまされない。

以前は18歳以上でされていたトンデモ教育が15歳の子にされるようになってしまった。
普通はなかなか見れない暴挙。

asakura.co.jp/detail.php?boo…
↓
asakura.tameshiyo.me/9784254122978?…
宇宙怪人しまりす 統計よりも重要なことを学ぶ
佐藤俊哉
pp.4-6
に答えがある。この本の著者はASA声明の翻訳者です。ASA声明よりもずっと詳しく大事なことが解説されています。
この本を読むと普通の教科書の内容が酷いことも分かる。
統計学の教科書はこのPearson (1955)を無視している。

NeymanとPearsonは「__最終的な__採択と棄却の話をしていない」し、「仮説検定が不可逆な採択の手続きを強制するべきだとは全然示唆していない」
とはっきり書いてあります。証拠提示終了!
戯画化されたNPについて騙る行為は滅びるべき!
やはり検定は最終的な二分法的意思決定を与えないとされている。

Neymanの弟子のLehmannも、通常はP値を報告するべきだと言っています。
errorstatistics.com/wp-content/upl…
詳しくは↓

P値関数に至る道を具体例で説明
データの数値「n=20回中5回成功」が得られたときに、報告内容の制限を外して行くと、自然にP値関数の報告というアイデアに到達する。
添付画像はP値経路。続く
github.com/genkuroki/publ…
P値の取り扱いについてはGreenlandさん達が勧めているやり方が合理的です。
↓

P値を推定のための道具として扱わない誤りの繰り返しはやめるべき。
「差がない」という帰無仮説のnull P値単体を帰無仮説有意性検定(NHST)で使うだけなのは誤解の主な原因になっている。
biostatistics.ucdavis.edu/sites/g/files/…
それらと比較すると普通の教科書の説明はおそろしくレベルが低い。
P値<5%という条件の下での帰無仮説が正しい条件付き確率
の大雑把な見積りが重要です。例えば薬の効き目については、「効果はゼロ以下」という帰無仮説が棄却されたのに実際には効果がゼロ以下である確率の見積もりは重要です。続く
「効果はゼロ以下」という帰無仮説が棄却されたのに実際には効果がゼロ以下である確率
は
効果がゼロ以下の薬がどの程度の割合で出回るか
を意味しています。この割合が数十%のオーダーに高くなるのは非常にまずい。続く
このとき、有意水準2.5%と検出力100%(←非現実的な超理想的な設定)の片側検定で「効果はゼロ(以下)」という帰無仮説が棄却されたのに、実際には効果がゼロである条件付き確率は約32%になります。続く
(0.025*0.95)/(0.025*0.95 + 1.0*0.05)≈0.32
です。検出力100%の非現実的な理想化を、検出力を慣習的な現実的数値の80%で置き換えると、
(0.025*0.95)/(0.025*0.95 + 0.80*0.05)≈0.37
と状況は少し悪化します。続く
だから以上では片側検定の有意水準を2.5%に設定した。続く
有意水準は、帰無仮説の「効果はゼロ」が正しいときに帰無仮説が棄却される確率です。
検出力は、対立仮説の「効果は正」が正しいときに帰無仮説が棄却される確率です。検出力まわりは色々面倒なので非現実的な理想化の検出力100%を仮定して計算しました。続く
そういう理想的な設定に下であっても、テストする薬の95%の効果がゼロならば、有意水準2.5%の仮説検定によって承認された薬の32%は実際には効かない薬になってしまいます。続く
そのことを確認する計算は小学校5年生レベルの割合の計算に過ぎません。小5でも理解できる話。続く
小学校5年生レベル
ところが、統計学を既習の大学卒業者達の多くが小5レベルのことを全然理解していないことが、このスレッドへの反応から分かります。
【いかなるデータ解析を行っても帰無仮説もしくはその他の仮説の真偽を断定することはできない】
と書いてあります。こういう良書に書いてあるこういう当たり前の考え方を普通に教えるようにしないとまずいです。

そのときには『ロスマンの疫学第2版』のp.214の説明をそのままするのが良いと思います。この本の第8章のP値に関する解説は非常に良いです。
テストする薬の半分は効き目ゼロでもう半分は正の効き目があるとき、有意水準2.5%と検出力80%の片側検定によって帰無仮説の「効き目ゼロ」が棄却された薬の中での実際には効き目ゼロの薬の割合は
(0.025*0.50)/(0.025*0.50 + 0.80*0.50)≈3%
と小さくなります。続く

(0.025*0.95)/(0.025*0.95 + 1.0*0.05)≈0.32
です。検出力100%の非現実的な理想化を、検出力を慣習的な現実的数値の80%で置き換えると、
(0.025*0.95)/(0.025*0.95 + 0.80*0.05)≈0.37
と状況は少し悪化します。続く
要するに、帰無仮説が正しい確率(事前確率)を半分未満まで減らすことができていれば、帰無仮説が棄却されたのに帰無仮説が正しい条件付き確率(事後確率)は有意水準とほぼ同じオーダーで小さくなります。
手堅い仮説を否定したければその分だけより厳しいテストが必要だということ。
現実にはモデルの妥当性とデータの取得法の妥当性は真っ先に疑いの対象になる事柄なので、以上の計算よりも現実の状況はより悪いということになります。
この手の問題はベイズ統計を使っても解決しない。
このスレッドで名前を出した尊敬できる専門家達はそれを何とかしようとしているのですが、うまく行っていない。

scholar.google.co.jp/scholar?cluste…
Amrhein-Trafimow-Greenland 2019
のタイトルは
記述統計としての推論統計:
再現性を期待しなければ再現性の危機は存在しない
まさにこれが科学的に常識的な解答だと思います。論文一発で科学的に信頼できる結果が高確率で得られると期待する方がおかしい。
使用したモデルが正しくて、データ取得法も適切で、手続き的に何も瑕疵がなくても、P値<5%となったという理由だけで帰無仮説を否定することは誤りです。
そういう有害教育の他に、さらにP値<5%なら帰無仮説を否定して良いかのようなまるっきり間違った考え方を15歳の子に教え込むのはまずい。
大学生以上の大人をダメにするだけではなく、まだ高1の子をダメにするようになってしまった。続く

例えば学習指導要領解説(学習指導要領とは厳密に異なる文書)には添付画像のように書いてあります。対照群を設けていない。
mext.go.jp/content/202302…
生徒S7さんがかわいそ過ぎ。

新素材の枕だけを試させてもダメで比較対象が必要だという非常にもっともな意見を述べている生徒S7の意見は潰されています。
jstage.jst.go.jp/article/jssep/…
P値<5%なだけでコインが細工されていたことが確定したかのように説明されている。

有意水準5%の片側検定によって
【やっぱりこのコイン、細工されてたんだなあ。うん。ぼくの思った通りだったよ!こんなふうに数学的に確かめる方法があったんですね。すっきり~】
と述べているのは酷い。そんな方法はない。
nhk.or.jp/kokokoza/suuga…
高校数学に仮説検定をねじ込むことに成功した人達は、こういう悲惨な現状についてきちんと責任を取らないとまずいです。歴史に悪名が残ると思います。
この件は「Aと考えてもBと考えてもCと考えても普通に常識的にダメな考え方をしていることが分かる」という話で、小5レベルの説明もあります。

小5レベルの割合について理解していれば分かるはずの計算(分からない人は1週間くらいかけて考える価値がある)
↓

P値<5%という条件の下での帰無仮説が正しい条件付き確率
の大雑把な見積りが重要です。例えば薬の効き目については、「効果はゼロ以下」という帰無仮説が棄却されたのに実際には効果がゼロ以下である確率の見積もりは重要です。続く

この問題、小学生でも解けることが分かりました。
要するに陽性的中率の話は小学生レベルの話題。
小学生レベルの算数への十分な理解(手を動かして試行錯誤することが基本)とちょっとした論理的スキルの組み合わせは実は相当に強力。
P値<αという基準で判断したときの確率的なリスクを低く抑えるためにはとのような条件があれば十分であるかについては以下のリンク先を参照。
これも、小5レベルの議論に含まれている。

テストする薬の半分は効き目ゼロでもう半分は正の効き目があるとき、有意水準2.5%と検出力80%の片側検定によって帰無仮説の「効き目ゼロ」が棄却された薬の中での実際には効き目ゼロの薬の割合は
(0.025*0.50)/(0.025*0.50 + 0.80*0.50)≈3%
と小さくなります。続く
Aというダメな考え方から別のBというダメな考え方に移るのはよく見る。

群盲撫P値関数
「これはP値」(null P値のこと)
「これは信頼区間」
「これは効果量」(点推定値)」
「統計的に有意!」
「P値を報告せずに信頼区間を報告する」
「P値は廃止するべき!」
imgflip.com/memetemplate/5…
Greenlandさんの講演スライドを見れば分かるように非常に単純な話です。
P値は特定のモデルの下でのデータの数値xとモデルのパラメータθの設定値の相性の良さの指標。
特定の閾値でデータの数値と相性が良いとみなされるθの値の範囲がθの区間推定になり、データの数値と最も相性が良いθの値がθの点推定値になる。

群盲撫P値関数
「これはP値」(null P値のこと)
「これは信頼区間」
「これは効果量」(点推定値)」
「統計的に有意!」
「P値を報告せずに信頼区間を報告する」
「P値は廃止するべき!」
imgflip.com/memetemplate/5…
P値は特定のモデルの下でのデータの数値とモデルのパラメータθの設定値の相性の良さの指標です。
特定の値θ₀と特定の閾値によって、データの数値とパラメータの値の設定θ=θ₀の相性が悪いと判断されるとき、仮説検定用語では「帰無仮説θ=θ₀は棄却された」という。

群盲撫P値関数
「これはP値」(null P値のこと)
「これは信頼区間」
「これは効果量」(点推定値)」
「統計的に有意!」
「P値を報告せずに信頼区間を報告する」
「P値は廃止するべき!」
imgflip.com/memetemplate/5…
それだと全体像(象🐘)が見えない。

群盲撫P値関数
「これはP値」(null P値のこと)
「これは信頼区間」
「これは効果量」(点推定値)」
「統計的に有意!」
「P値を報告せずに信頼区間を報告する」
「P値は廃止するべき!」
imgflip.com/memetemplate/5…
「相性の良さ」はGreenlandさん達が提案している"compatibility"の翻訳語のつもり。
"compatibility"は伝統的用語"significance", "confidence"のせいで生じている誤解を無くすために提案された語。
推定と検定の両方を与えるP値
と
ベイズ統計における特定のパラメータの事後分布
は互いに類似の関係になっており、P値の使用廃止を唱えることは、ベイズ統計での事後分布の使用の廃止を唱えることに相当に近くナンセンスです。

Greenlandさんのような超大物達の啓蒙活動にもかかわらず、あまりにも多い。おそらく統計学ユーザー達の大部分がそう。
専門用語は合理的な理由で決まらずに、歴史的な偶然で広まったものが生き残っていることが多いので、言葉で考えるだけだと誤解必至になってしまう。

日本語圏でもこの事実情報をもっと拡散するべき。

ところが、Greenlandさんも嘆いていますが、P値の廃止の主張だと誤解されてしまった。P値は無罪です。
科学的に非常識で有害なスタイルが広まったことへの対抗措置。
P値が5%未満になっただけで「キャンペーンAの方がよい」と判断しては__いけない__と教えるべきなのに、共通テストでこういう問題を出してしまっているわけ。

以前から危惧していた通りに、アメリカ統計学界のASA声明に違反しているP値の使い方を仮定している問題が出題されたようだ。
こういう問題を作った人とそのまま出すことを許可した人達に何らかのペナルティーが課せられるべきだと思いました。続く
常識的にダメだとすぐに分かる考え方であっても教科書に書いてあると騙される場合がある。
佐藤俊哉先生の講義動画がお勧め!

youtu.be/vz9cZnB1d1c?si…
それを読んで私は、Greenlandさん達の各種の提案に従うことはそんなに厄介なことにはなってなさそうだと思いました。厄介だと思っていること自体が真に厄介な誤解なのかも。

統計学の講義を実践的な応用に繋がる内容にするにはP値の解説は重要。
discourse.datamethods.org/t/principles-a…

これを読んだ人は「仮説検定よりも信頼区間を使おう」という提案が現実には失敗していることも学べる。
academic.oup.com/aje/article/18…
Invited Commentary: The Need for Cognitive Science in Methodology
Sander Greenland
15 September 2017
一部の機械翻訳
↓
「帰無仮説の下でのモデルの確率分布においてP値<5%となる確率」は約5%になる。
しかし、仮にモデルが正しいとしても「P値<5%という条件の下での帰無仮説が正しい確率」が小さくなるとは限らない。実際にそうなることが多い。

こういう問題が(また)出題される可能性があることを知った高校生は、ASA声明に反するやる方を高校生時代に一所懸命勉強するようになる。
大学入学後に脱洗脳が必要になる。
P値<αという条件の下での帰無仮説が正しい確率
はαよりもずっと大きな値になる。大雑把には、事前に扱う帰無仮説達の中で正しいものの割合を半分未満にできていれば、上記の確率をα以下程度に抑えられる。事前調査も非常に重要。

P値<5%という条件の下での帰無仮説が正しい条件付き確率
の大雑把な見積りが重要です。例えば薬の効き目については、「効果はゼロ以下」という帰無仮説が棄却されたのに実際には効果がゼロ以下である確率の見積もりは重要です。続く
このあたりの話は数学的には算数レベルだが、ヒトにとって直観的な処理が難しい事柄を扱っているので、大人になってからも教える価値がある。

この問題、小学生でも解けることが分かりました。
要するに陽性的中率の話は小学生レベルの話題。
現時点では科学的にまともな人扱いされない立場の人達の側が多数派なのでしばらくは逃げ切れるでしょうが。続く
〇〇というモデルと閾値αの下で
パラメータθに関する仮説「θ=θ₀」(θ₀は具体的な数値)と
データの数値の相性は悪いと判断される
もあることを知っていれば話は違って来ます。続く
より具体的にはリンク先の論文の提案に従えばよい。






























