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黒木玄 Gen Kuroki
@genkuroki
#統計 私のフォロワーなので、おそらく「どれだけ酷い本であるか」を確認して批判するために購入したのだと思いました。

豊田秀樹『瀕死の統計学を救え!』(以下、豊田瀕死本)によって瀕死なのは豊田さんの信用だと思います。

詳しくは続きを参照。続く
t.co/baxpg4GmBn
黒木玄 Gen Kuroki
@genkuroki
#統計 豊田瀕死本関連の情報へのリンクを以下に貼り付けます。

私のツイッターでの発言で、豊田秀樹さんはベイズ統計学に関する最も有害な解説者扱いされています。

twilog.org/genkuroki/sear…
黒木玄 Gen Kuroki
@genkuroki
#統計 豊田さんが例に出しているphc=「仮説が正しい確率」はP値そのものとみなして問題がないくらいP値をよく近似しているので、豊田さんは

P値の代わりにP値を使うべきである

と主張していることになります。

www
黒木玄 Gen Kuroki
@genkuroki
#統計 豊田『瀕死本』でのphcは実質的にP値になっている場合があり、そのことをコンピュータで確認すれば豊田さんのひどさをクリアに理解できます。

私による確認例

nbviewer.org/gist/genkuroki…
豊田『瀕死本』の5.4節について
図5.2,5.3のphcは実質的にP値


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黒木玄 Gen Kuroki
@genkuroki
#統計 通常の統計学の教科書的にシンプルなモデルで検出力を十分に高めるように標本サイズを大きくした場合には、平坦事前分布またはそれに近い事前分布を使ったベイズ統計の結果と非ベイズ統計の結果は数値的に互いに相手をよく近似するようになり、実践的にはほぼ同じもの扱いすることが妥当になる。
黒木玄 Gen Kuroki
@genkuroki
#統計 豊田『瀕死本』でのphcは実質的にP値そのものになってしまっており、結果的に豊田『瀕死本』は「P値を使うのを止めて、phcという名前に付け直してP値を使うべきだ」と主張していることになります。

こういう極めて滑稽な話になってしまっている。
黒木玄 Gen Kuroki
@genkuroki
#統計 P値は多くの場合に(常にそうであるわけではない点に注意)、パラメータθを持つモデルにおける仮説θ=a(aは具体的な数値)とデータの数値の相性の良さになっています。

仮説θ=aの数値aを動かせることを忘れると、仮説θ=0や仮説θ=1のP値しか考えないというおかしなことになる。
黒木玄 Gen Kuroki
@genkuroki
#統計 仮説θ=aのaにP値を対応させるP値函数を考えると、ベイズ統計におけるパラメータθの事後分布と比較できる情報が得られます。

最尤法が有効な場合には、漸近的に、P値函数と事後分布は同じ情報を持っていることを数学的に示せます。(超大雑把な説明なことに注意!)
黒木玄 Gen Kuroki
@genkuroki
#統計 そういう場合に「ベイズ vs 非ベイズ」という対立図式を立てても無意味。豊田さんがここ数年のあいだやっていることはまさにそれで、個人的な意見ではベイズ統計の日本語による解説者として最悪の行為をしていると思います。
黒木玄 Gen Kuroki
@genkuroki
#統計 「ベイズも非ベイズもどちらも有用な道具だよね」という穏健な立場を捨てて、非論理的で過激なスタイルでおかしなことを述べるのはやめた方がよいと思う。
黒木玄 Gen Kuroki
@genkuroki
#統計 こういう話題と、natureに掲載された「800人以上の科学者達が統計的有意性に反対した」という有名な記事などとの関係については以下のリンク先スレッドを参照。

その記事の共著者3名のうちの2名がP値函数の使い方の解説を書いていることに注目!


黒木玄 Gen Kuroki
@genkuroki
#統計 「800人以上の科学者達が統計的有意性に反対した」という有名な記事そのものを見ても、その記事を書いた人達が書いた別の論文を見ても、P値の利用に反対するどころか、P値函数の使い方に関する最良の解説を書いていたりするわけです。

そういう大きな流れから豊田さんは隔絶されています。
黒木玄 Gen Kuroki
@genkuroki
#統計 「統計的有意性」と「P値」の使用を同じだと誤解している人達は最近の論文

journals.sagepub.com/doi/10.1177/02…

のタイトルに "not only on point estimates and null p-values" とあることに注目するとよいと思います。続く
黒木玄 Gen Kuroki
@genkuroki
#統計 一般に、統計学的には点推定の結果だけを報告してはダメで、必ずその誤差の大きさの見積もりも報告しなければいけないことになっています。

だから、"not only on point estimates" の部分は常識の範囲内だと思います。続く
黒木玄 Gen Kuroki
@genkuroki
#統計 "not only on ~ null P-values"におけるnull P値は「違いがない」や「効果なし」を意味する特殊な帰無仮説単独のP値のことです。

「違いはaである」(aは数値)のような仮説各々のP値をすべて考慮することと、null P値だけしか考慮しないことの違いは大きい。続く
黒木玄 Gen Kuroki
@genkuroki
#統計 続き。null P値しか考えないことと、仮説θ=a達のP値をすべて考えることの違いが結構重要なことに気付けば、null P値しか使わない「統計的有意性」に反対してかつ「P値」の使用を積極的に進めることの整合性を理解できます。
黒木玄 Gen Kuroki
@genkuroki
#統計 そして、仮説θ=aの数値aにP値を対応させるP値函数とベイズ統計における事後分布の漸近的な関係を理解していれば、ベイズ統計が漸近的に通常のP値を使う方法の漸近的な上位互換(ただし計算量的にトレードオフがある)だと理解できます。

これはベイズ統計好きの人にとってうれしいボーナス。
黒木玄 Gen Kuroki
@genkuroki
#統計 そして、通常のP値を使う統計学の手法を実践的に役立てて来た人達にとって、ベイズ統計を「異なる思想哲学主義に基く、全く別の統計学」だと誤解することなく、普段使っている統計学的手法の延長として正常に理解する道も開けます。

こういう道を潰そうとする行為が横行している。
黒木玄 Gen Kuroki
@genkuroki
#統計 「心理学や生物学など p値が 0.05 を下回るか否かで論文の採否が決まりがちな分野において、p値よりもPHCを示す方向に改革すべし」という豊田さんの主張中のphcは実質p値なので、その豊田さんの主張は滑稽な主張扱いが妥当です。


黒木玄 Gen Kuroki
@genkuroki
#統計 結構、統計学入門レベルの話(例えば二項分布モデルでの各種のP値の定義とその基本性質)について全然理解できていない状態で、豊田『瀕死本』を読むと、phcがもろにP値と一致している場合が扱われていることに気付かずに騙されてしまいます。

結構基本を理解できていない人は多い。
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