この作品の作者は会ったことあるのですがかなりアレな人であり、その後に出した小説も売れてないので作品の力というよりはマーケティングの勝利の側面が強く、加藤さんの実力が大いに発揮された事例でした。
当時ダイヤモンド社(ドラッカーの翻訳本の出版社)の編集者だった加藤さんは、作者がブログで書いてたJKがドラッカーを読むというネタを見た時にすぐに声をかけて執筆を依頼しました。
なぜならちょうどリーマンショックの後遺症で採用控えがおき、マネジメントの重要性が再認識されたタイミングだったからです。
ドラッカー本を売りたかったダイヤモンド社は、この本を皮きりに既存のドラッカー本が動けば元を取れると判断しました。
多額のマーケティング費用をかけて鬼のように宣伝をしまくりました。ドラッカー翻訳者の上田氏にもお墨付きを書かせてはくをつけ、大手の本屋でも平積みにしてもらいました。
経営者が部下に本を買わせてミーティングで活用している光景などをテレビでなん度も流しました。
その結果、この本はバカ売れしまくったのです。売れている間も内容が褒められたことはあまりなかった記憶があります。
なお、この作者は本人の文章が素晴らしかったからだと勘違いしたのかその後「なぜもしドラは売れたのか」という本を出していますし「もしドラ2」も出しているのですが、どちらもほとんど売れませんでした。多分存在を知っている人すら少ないと思います。
View Tweet








