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@naohito_saisu: 『カラマーゾフの兄弟』の「大審問官」の翻訳で、キリストは常に...

@naohito_saisu
10 views May 25, 2026
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『カラマーゾフの兄弟』の「大審問官」の翻訳で、キリストは常に、イワンや大審問官によって、「彼」「おまえ」「あれ」と呼ばれいて、一度も名前を出されていないのに、亀山訳以外は「キリスト」と訳されていて、その次に訳された杉里訳の解説によると、それは誤訳だと指摘されている。私も、
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そこは絶対「キリスト」という言葉を補ってはならないし、補わなくても理解できるように訳せるように思う。あえて名前を出さないのはどうみても故意にやっているので。この箇所は亀山先生の訳し方が唯一正しかったが、亀山先生の解釈では、名前が出されてないことも理由に、この人物を「キリストの僭称
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者」としており、杉里先生によるとこれも違う。その根拠は、ドストエフスキーはこの人物を指す「彼」「おまえ」の語の頭文字を大文字にしているから(これがソ連時代に出たドストエフスキー全集では小文字にされてしまっている)。革命前の文章では、キリスト以外を大文字にすることがなかった。
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つまり、杉里訳以前では、「彼」「おまえ」などが正しく訳されていないか、正しく理解されていなかったということになる。
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こういう、филологとして妥当な解釈を一つ一つ積み上げていくことが作品理解にとって大事なんだが、まず日本では、ロシア文学の研究者にさえ関心を持たれにくい
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結構反応があるな。私が書いてすぐに気づいたミスを点を補足すると、頭文字を大文字にして、ОнやТыと表記することがなかった(と杉里訳の解説にある)だけで、頭文字を大文字にすることは他にもある
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言葉足らずでダメだ。当時、キリスト以外に、ОнやТыと頭文字を大文字にして、「彼」「おまえ」と表記することがなかったということらしいです。ちなみに、大審問官が仮にТыでおまえと呼びかけていても、神に対してТыで呼びかけるのは普通なので、それが「おまえ」のニュアンスであることは稀なはず
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あと、杉里訳では、「大審問官」は間違いで、歴史学用語としても定着している「異端審問長官」が正しいとして、そのように訳している。「大審問官」と書かないと通じないので、これを見た後も私は「大審問官」と言い続けているが
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