@Clunio: 古代ギリシア史で要注意な箇所。日本語の語感からは「部族」が自...
@Clunio
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Apr 21, 2025
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古代ギリシア史で要注意な箇所。日本語の語感からは「部族」が自然な集団で「区」が人工的な集団であるかに見える。しかし「部族」と訳されているフュレーは市民の戦士団組織、「区」と訳されているデーモスはミケーネ文明時代からの古い地縁共同体。実態は日本語訳のイメージの逆なのだ。
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ミケーネ文明時代、ギリシア人社会の基礎単位はダモという地縁共同体で彼らの上にクァシレウという首長が統率し、ダモの集合体の上に城塞王権ワナクスが君臨していた。ミケーネ文明の崩壊はワナクスの王権を吹き飛ばしたがクァシレウと彼らの率いるダモは生き延びた。
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やがて外部との交易を通じてギリシア人社会が復興してくると、ダモはデーモス、クァシレウはバシレウスと呼ばれるようになり、デーモスが連合を組むことでポリスが形成された。新興のポリスの規模は、実はミケーネ文明時代のワナクスの城塞王権の規模とほぼ同じだった。