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史上最も怖いホラー小説。 ある夫婦が砂丘で撲殺される。起こることはそれだけ。死の最中に生じる現象が丹念に描写されていく。 “ヤドリバエは、髪についた血をごちそうにしたり、首と歯茎の湿った痣や、両手にできた傷の中に場所を取るのが最も楽だとわかった。びっちりと群れを成して食事していた。”


小説というものが読者に与える効果や機能の範囲を最大限悪用し、悪夢と見紛うほど冷酷な現実を打ち立てる唯一無二の傑作。 小説家志望者はぜひとも読むべき作品だが、実を言うと僕は折に触れて何度も読もうとし、その度挫折している。 一行ごとに寒気が走り、あまりの恐ろしさに投げ出してしまうのだ。


特に小説家志望の方、ぜひ読んで感想を聞かせてください。 僕はよう読みません。 でも絶対手放さない。 もうこの本が部屋にあるという事実だけで戦慄が走るような呪物めいた代物なのですが、とても重要な呪物だと思います。 血も涙もないほど精密な、その意味で技巧の極致と言い得るマスターピース💀


“よりにもよって、そんな夫婦が、下着も着けずに頭部を陥没させて発見されるとは、なんと意外なことであろう。思いもよらない情熱の、思いもよらない犠牲者たち。年輩で、学識を備えた、別にどこといって魅力もない二人の人間が、野外でセックスと殺人に遭遇するとは、だれが考え及んだであろう。〜


二人はノスタルジアに高い代価を支払ったのである。”


“夫の体にはセリーヌほど血がついておらず、顔には痣ができているだけだったが、胸と腹を横切る形で裂傷と損傷があり、さらには頭蓋の右側が割れて開いて骨折していた。口元の唾液は、赤く染まって水分が多かった。左の肩甲骨は折れ、片腕が脱臼していた。〜

衣服で保護されておらず、身に着けているのは、腕時計と眼鏡、それに結婚指輪だけだった。そのため、仰向けに倒れて脚が開いたとき、ぽてっとして皺が寄った睾丸が晒された。それは、重々しい靴の衝撃で裂けていた。〜

ヤドリバエが胸を巡り、両脚のあいだに群がった。尿をあさり、内股の精液の塗料を食べた。”

皆様ありがとうございます🙏 普段は批評家という難儀な仕事をやってるのですが、このたび、10代後半〜20代前半に書き溜めていた詩を編んで初めての詩集を出しました! 思春期の男の子のように獰猛で猥雑な老人のように性的な、限りなく自由な18の言葉。愛と笑いの電撃的青春⚡ <a target="_blank" href="https://note.com/waganugeru/n/n66f0b74dbd69" color="blue">note.com/waganugeru/n/n…</a>

これは詩なのか? こんなものは詩ではないのか? これこそが詩!なのか? 詩に対するあなたのイメージが大きく変わるやわらかでえっちな言葉の群れ。 ぜひつまみ食いしてみてください。 <a target="_blank" href="https://note.com/waganugeru/m/mc4a99cb0e01c" color="blue">note.com/waganugeru/m/m…</a>