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新選組と坂本龍馬に心酔している人間に碌な者はいない、というのは日本史勉強していると痛感します。ついでにこの「局中法度」は当時の本物ではなく、新選組の小説を書いた下母澤寛が作ったフィクションだという説が有力です。小説と史実を混同するとは、歴史修正主義の参政党らしいですね。 <a target="_blank" href="https://twitter.com/jinkamiya/status/2052933305893540316" color="blue">x.com/jinkamiya/stat…</a>

新選組と坂本龍馬について軽口を叩いたら結構バズってちょっとびっくり。実は私は、龍馬はともかく新選組は、歴史学の研究対象としてはむしろ面白いと思っています。土方に萌える腐女子の方はともかく、変に神格化して「誠の精神の剣が!」とか言うからダメなんです。 <a target="_blank" href="https://x.com/bokukoui/status/2053105181030838629" color="blue">x.com/bokukoui/statu…</a>

新選組のコアメンバーは多摩の農民で、でも彼らが農民なのに剣を練習したあげく、武士になってやろうと野心を起こし、それなりに成功しかかったところで幕府が潰れるわけです。身分制社会の江戸時代では普通あり得ない身分上昇の野心を、剣術で果たそうとした、これは面白いですね。

この話のきっかけとなった「局中法度」の第一条、「士道に背き間敷事」の「士道」は何なのか。農民たちが掲げた「士道」は、生まれながらの武士たちの、侍としての道徳と同じなのか、違うのか。違うなら何が違うのか。そういう「士道」をこしらえた農民たちを生んだ、多摩の風土とは何なのか。

まあ実態として起こったことは、そのような曖昧模糊な「士道」はどうとでも解釈できたため、対立した相手を「士道に背いたな!」と決めつけて粛清する手段となった、というところなのでしょうが。かくして新選組は、重信房子も裸足で逃げ出す内ゲバ集団に。

そんな新選組の粛清の嵐を見事に描いた作品が、渡辺電機さんの「新選組いちねんせい」です。ネットで自由に読めるので是非どうぞ。かわいい絵柄でカジュアルに首が飛ぶ、ブラックコメディのようでいて意外と史実に忠実な、素敵な作品です。 <a target="_blank" href="https://note.com/c_jumble/m/m042e3b0f4082" color="blue">note.com/c_jumble/m/m04…</a>