Canvas & Ratio
Choose your destination platform format
Layout Template
Choose a content structure for your slides
Preset Themes
Typography & Sizing
Brand Kit Customization
AGENCYConfigure brand assets for headers & footers
Outro Slide CTA
Customize your closing call-to-action slide
Background Pattern
Build Your Carousel
Drag and drop any post card below onto a slide, or use the quick buttons to insert content/images instantly!

ハーバーボッシュ法が「何十億人も餓死から救った」かは正直ハッキリしてなくて、 工場から金で買い農業生産を爆増させる化学肥料は先進国から順に実装され、家畜糞でやりくりしてきた貧困国は買わないと競争に負けるので無理して輸送費込みの割高の肥料を買うか作物を安値で買い叩かれるか2択になる。 <a target="_blank" href="https://twitter.com/numagasa/status/2035584134824046782" color="blue">x.com/numagasa/statu…</a>

ハーバーボッシュ法以降も大規模な餓死は起こっているし、人口増加も起こっている。差し引き増えたのだから「救った」と言ってしまうのはだいぶ古い食料安全保障の考え方で、 今の保健の考え方はフードインセキュリティ、つまり安全に食料確保ができていない人をどれだけ救えるかで技術が評価される。

今でもラオスなんかは(ハーバーボッシュ法由来の)化学肥料や家畜飼料を燃料費込みで買うか、そのぶん自給飼料を人力で日当200円でやるか、2択を迫られ多くの世帯は出稼ぎか焼き畑キャッサバを選ぶ。出稼ぎは子供の低栄養を引き起こすのでハーバーボッシュ法がなければ人口増加がなかったとしても、

そこで暮らす人たちにとって、栄養不良を原因とする不健康がどの程度だったのか、残念ながらMDGsで世界的に乳幼児死亡率の改善に取り組み成果を出す2015年まで、貧困地域ほどまともな戸籍も統計もないし感染症も蔓延しててわけわからん、資料を遡ってもなんとも言えない。といった感じです。

緑の革命を主導したボーローグ博士は「正しい方向ではあるが世界をユートピアにするものではない」 と述べているそうで、技術に対してはそのぐらい抑制的かつ現場主義であることがバランスの取れた立場なんだろうなと思います。

1960年代からの緑の革命は新品種を公的機関が主導したことで途上国まで分け与えたが、いずれも先進国産の化学肥料と殺虫剤とのバーターで、彼らは負担を選んだけれど、 今から振り返れば手放しで褒めるより、モニタリングや保健教育などと合わせてやれることはあったんじゃないか、という感じです。

社会経済的に求められた技術だった ○ 当時の価値観から見て人々を救った ○ 現在の保健の観点から見ても栄養で人々を救った △ (栄養不良を誘発したとしても差し引きで人口増加したのだから救ったのだ、とは言えない) 当時は途上国農村部貧困層の栄養不良を救うことは不可能だと考えられ、2000年以降のMDGsで成果が出るまでは世界が経済成長する際のやむをえない犠牲という扱いだった。SDGsの時代に過去を評価する際は留保付きで見ないといけないですね。