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政治家がウソをつくのは、ウソをつくコストが低くて、ウソをつく利益の方が上回るからです。 政治家がウソをつく弊害は、支持者や国民まで嘘つきになってしまうことです。 スレッドで説明します。 #マシュマロを投げ合おう <a target="_blank" href="https://marshmallow-qa.com/messages/efe13816-5f69-4b56-9190-ccf0b37493c0?utm_medium=twitter&utm_source=answer" color="blue">marshmallow-qa.com/messages/efe13…</a>


この式は、政治家が嘘をつくことの利益(第1項)とコスト(第2項)を差し引きした期待利得を表したものです。 嘘をつく利益がコストを上回る(期待利得がプラス)なら政治家は嘘をつく可能性が高いことになります。


「分極」と添えてあるように、政治的分極化(political polarization)が進むと、利益は増える一方、コストは下がります。つまり政治家はますます嘘をつくようになります。 政治的分極化とは、社会や政党、個人の間で政策やイデオロギーの立場が大きく乖離し、対立が激化する現象を指します。

分極化によって、政治家が嘘をつくコストが下がるのは、 「ウソがバレにくい × バレても身内が許す」からです。 エコーチェンバー化が進み、身内うけのみを気にすれば良いようになり、対立陣営からの批判はむしろ“勲章”化すると、 ファクトチェックも社会的制裁も機能しなくなります。

支持者は「政治家の嘘を大目に見る」段階から、さらに進んで、「嘘をつくことで政治家を守ることに参加する」段階に至ります。嘘をつく、デマを拡散することが忠誠心を表すしるしになるわけです(忠誠シグナル化)。

さて政治家だけでなく、一般にリーダーが嘘をつくと、そのフォロワーたちが嘘をつく確率が高まります。 これは心理学実験でも、フィールド観察でも確かめられている知見です。

嘘つきリーダーの効果には、いくつかの心理的メカニズムが想定されています。 ・社会的学習 (Social Learning) リーダーの行動が記述的規範を再設定し、「皆やっている」認知が形成される。 ・自己概念維持 「上司もやっている → 多少の嘘は自己評価を傷つけない」と閾値が緩む。

・報復的・連鎖的正当化 不誠実なリーダーに搾取されると感じる部下が「やり返し」的にズルが許容される。 ・モラルディスエンゲージメント 権威が示すフレーム(例:組織利益)で違反を再解釈し、罪悪感が遮断される。

実のところ 政治家は、自分がつくウソのコストの一部しか負いません。 バレた時、評判を落としたり辞職する程度です。 政治家のウソのコストの大半は、国民が負います。 ・「政治不信」が常態化し統治コスト上昇 ・市民の協力義務感(納税・規制順守)が低下 ・民主主義へのシニシズム拡大

つまり政治家のウソは、制度を疲労させ、社会を毀損し、そのコストほとんどは、発覚の有無にかかわらず累積し、最終的には有権者や次世代が負担することなるわけです。 これが政治家のウソを許してはいけない理由です。