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まず信用はたとえ数値化したとしてもお金の代わりにはなりません。 <a target="_blank" href="https://marshmallow-qa.com/messages/7968fa1e-8367-4f04-a439-b1b1b070822f?utm_medium=twitter&utm_source=answer" color="blue">marshmallow-qa.com/messages/7968f…</a> #マシュマロを投げ合おう


個人の信用スコアは基本的にその人固有の評価であり、現金のように第三者へ自由に譲渡したり細分化して支払いに充てたりすることが困難です。そのため交換手段としての流動性に欠け、経済取引の媒介物としては貨幣のようには機能しません。

お金は誰にでも受け渡し可能で価値の単位として共通に認識されますが、信用スコアはその評価がローカルで汎用性に乏しく、経済の潤滑油としての役割を十分に果たせないでしょう。

なので、できるのはせいぜい信用を活用してお金を稼せいだりお金を借りることですが、これらはお金の存在を前提にしたものであり、お金の廃絶にはつながりません。 よってお金の未来は、「信用経済」とやらとは、別に考える話です。

さらにお金は使えば減りますが、信用はそれを使って何か手に入れても減りません(むしろ増えることすらある。別の原因で傷ついたり失われることはあっても)。 使えば減るというのはお金の重要な性質です。この性質があるために、

1.使えば減るので、無駄遣いが抑制される。効率的な経済運営の基礎。 2.使えば減るので、よりよい方法で稼ごうとする。儲ける機会がある/見込みのある人は借りてでもお金を集める。こうして価値を最大化できる人に資源が行く。資源の有効活用の基礎。

3.使えば減るので、よりよい方法で稼ごうと、より良い製品・サービスを生み出そうとする。技術革新や経済成長の基礎。 つまりお金の支払いに代わって、信用に応じて財やサービスが直接手に入るようになると、上記のような効率的な経済運営、資源の有効活用、技術革新や経済成長の機会が失われます。

このため「お金がなくなる」論は、古くはトマス・モア、マルクス、クロポトキン、ケインズ、近くは成田悠輔や堀江貴文まで、効率も資源の有効活用も(これ以上の)技術革新も経済成長も(なんなら労働も)要らない(考えなくていい)「理想社会」とセットで語られることが多いのです。

もう一つの論点、「元々有名な人がより得をする」についていえば、譲渡可能で使えばなくなるお金よりも、信用の方がより深刻な格差拡大をもたらします。是正するにしても、お金の場合は課税して再分配するなど格差是正の仕組みがありますが、信用格差の是正はそこまで大規模で有効な手段がない。

信用は傷つけることはできても取り去ることも、その分を誰かに持って行くことも難しいからです。 なので、信用独占に対する不満は、高信用者の信用を傷つける方向に噴出するかもしれません。その一端は、今日でもSNSなどで観察されます。