日本機械学会 編「熱力学」と,アトキンス 「物理化学 上」の前半を読了しました.両方とも大判の本です.
アトキンスの前半は熱力学で,後半は量子力学です.本質的には同じ「熱力学」でも,化学系と機械系でまったく違う方向に応用できるのが面白い.熱力学の威力を思い知りました.

何をやるにしても,だいたいの話は「ギブズ・エネルギのひき算」か「ギブズ・エネルギの極小点を探す」に帰着します.
技術者として応用する立場では,どこまで実感を持ってギブズ・エネルギを使いこなすかに全てがかかっています.セミナでは,その辺を重点的に解説したいと思います.
技術者として応用する立場では,どこまで実感を持ってギブズ・エネルギを使いこなすかに全てがかかっています.セミナでは,その辺を重点的に解説したいと思います.
個人的にはギブズ・エネルギの微分 "𝜕G/𝜕n" (つまり化学ポテンシャル,あるいはフェルミ準位)に馴染みがあったので,機械系で出てくる「定常流動系におけるエンタルピーの利用」や「各種の熱力学関数を使った熱機関の解析」は新鮮で面白いと感じました.
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