(渡辺正「理科教育の正常化を急ぎたい」)
① 日本の理科教育は国際的に見て遅れている
・小→中→高→大のつながりが悪く,学習内容が断絶している。
・高校・大学で急に難度が跳ね上がる構造になっている。
② 本来あるべき姿
・理科教育は「一つの山」を登るように連続的に設計すべき。
・小中高大を通じて体系的に内容をつなぐ必要がある。
③ 現状の問題
・小中の接続は最近になってようやく整備。
・中高の接続もまだ途中。
・高大接続は「入試制度の話」に終始し,教育内容の接続はほぼ未着手。
④ 原因:全体設計する人材の不在
・先端科学と教育の両方を理解する人材が政策中枢にいない(これ重要と思います)。
・文科省内でも専門人材の発言力が弱い。
⑤ 海外との違い
・欧米では高校段階で量子論・熱力学の基礎に触れる(個人的にはどうやってそこにたどり着けるか少し悩む)。
・日本はそこが大きく遅れている。
⑥ 用語・文化の問題
・教科書には実務で使わない「ムラ言葉」が残っている(例:「電気分解」など)。
・教育内容が現場の科学とズレている。
⑦ 提言
・理科教育を小~大まで一貫して設計する体制を作るべき。
・理系専門性と教育の両方を理解する人材を中枢に配置すべき。
(まとめ)
日本の理科教育は「分断されて設計されていない」のが最大の問題。
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