ポール・クルーグマン、ガブリエル・ズックマン対談読了。なぜ、2010年代以前に比べると、2010年代以降は世界的に経済成長率が低下しているかで、世界的な富の所有者、超富裕層、上位0.0001%層が膨大な富を吸収して貯め込んでいると分析。超富裕層に対する世界的な課税が行わないと世界が専制的になる
チームみらいの党首である安野たかひろさんも超富裕層の一人な訳で、この辺の問題(超富裕層への課税強化が必要な問題)にちゃんと切り込んでくれるなら支持できるんですが、まあ今のところは何も言っていませんね…。以下、クルーグマンらによる超富裕層への課税が必要論を引用してご紹介。
ズックマン「(2010年代以降、経済の流動性を低下させているのは富の所有の)分布のごくごく狭い、ごくごく上位、つまり上位0.0001%。今日では(その層は)約19世帯です。1913年には4世帯でした(略)その19人は、米国の年間の全ての財とサービスの10%を購入できますが、彼らは勿論そんなことはしません」続
クルーグマン「(現代では)富がごく少数の人々の手に集中しており、私たちは実際には最初の金ぴか時代をはるかに超えている格差の中にあります」(略)
ズックマン「(過去の米国の経済成長で流動性を促進したのは累進課税で)所得税は極めて累進的になり、最高限界所得税率は90%を超えました」(続)
ズックマン「(過去の米国の経済成長で流動性を促進したのは累進課税で)所得税は極めて累進的になり、最高限界所得税率は90%を超えました」(続)
「そして、高率の累進課税が寡頭政治を抑制する上で大きな役割を果たしました」(クルーグマン、ズックマン対談)
現代は過去の歴史では類をみない、超富裕層が莫大な富を溜め込んで流動性を低下させる、超富裕層の寡頭制による専制時代、経済に大きな打撃と。この辺の問題、ちゃんと議論されてほしいね
現代は過去の歴史では類をみない、超富裕層が莫大な富を溜め込んで流動性を低下させる、超富裕層の寡頭制による専制時代、経済に大きな打撃と。この辺の問題、ちゃんと議論されてほしいね
ズックマン「超富裕層に対し、毎年支払うべき個人所得税の(資産に対する割合の)定額が必要です。私は1億ドル(現在のドル円で156億円)を基準額として提案」
チームみらい党首の安野さんの総資産は155億円を遥かに超えると報じられており、超富裕層の一人。クルーグマンのブログで読めるので読んで欲しい
チームみらい党首の安野さんの総資産は155億円を遥かに超えると報じられており、超富裕層の一人。クルーグマンのブログで読めるので読んで欲しい
ズックマン「1億ドル以上の資産家に、この税が適用されます。効果的にするには、所得の割合ではなく、資産の割合で表す必要があります。なぜなら、超富裕層の所得が明確に定義されておらず、操作が容易であるという点が問題だからです」
所得税は税金逃れされるので、超富裕層の資産課税が必要
所得税は税金逃れされるので、超富裕層の資産課税が必要
ズックマン「(超富裕層への資産課税はフランスが進めており)仏有権者の86%がこの措置を支持しており、その中には右派有権者の85%も含まれています。フランスの非常に深刻で危険な財政状況を考えると、可決される可能性が高いです」
フランスが先鞭を切って超富裕層課税実施に向かっている
フランスが先鞭を切って超富裕層課税実施に向かっている
ズックマン「フランスの場合、この(超富裕層に対する資産課税の)税率でGDPの0.8%の税収になります(略)課税対象となるのはごく少数の人(超富裕層)です。これは(民主主義国家では多くの国民の支持を得られ)非常に重要な要素です」
日本でも行うべきと考える。超富裕層を放置すると流動性が低下してゆく
日本でも行うべきと考える。超富裕層を放置すると流動性が低下してゆく
上記はクルーグマンの公式ブログの最新記事「Talking With Gabriel Zucman On Europe, oligarchy and more」より。超富裕層(資産一億ドル以上の層)は、通常の層に比べ圧倒的に消費割合が少ない問題(1000万の年収の人が500万円を生活に使うとして、100億円の年収の人が50億円を生活に使ったりしない)
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