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kemofure
@kemohure
シンギュラリティと加速主義に関しては、懐疑派の科学者・科学解説者ジョン・ホーガンのIEEE(米国電子技術者協会)特別レポート「The Consciousness Conundrum」お勧め。IEEE公式で全文無料。シンギュラリティは疑似科学であり、科学は宗教ではなく万人の為の積み重ねであるという冷静な呼びかけ、名文
kemofure
@kemohure
物凄い長いレポート(シンギュラリティについて科学者として考察して否定している部分が長い。ナノマシン、マインドアップロードなどの科学的問題の指摘)で抜粋だと伝わらないので、できたら全部読んでほしい
ジョン・ホーガン「結局のところ、古いジョークは正しいのかもしれません」(続)
kemofure
@kemohure
ジョン・ホーガン「もし脳が、人間が理解できるほど単純であれば、人間は脳を理解できるほど賢くない筈です。正直に言います。シンギュラリティは科学的なビジョンではなく、宗教的なビジョンなのです。SF作家のケン・マクラウドはそれを「the rapture for nerds」(マニア達の携挙)と名付けました」続
kemofure
@kemohure
ジョン・ホーガン「その教義はイエス(シンギュラリティ)が信者を天国へ導き、私たち罪人(シンギュラリティを信じない人々)を後に残す終末を暗示するものです(略)私達は、現実において、テロリズム、核拡散、人口問題、貧困、飢餓、気候変動、資源枯渇(略)、深刻な様々な問題に直面しております」続
kemofure
@kemohure
ジョン・ホーガン「技術者と科学者の方々が、シンギュラリティのような現実逃避的で疑似科学的な夢想に耽るのではなく、世界の問題に立ち向かい、その解決策を見つけることを手助けして下さることを願います」
凄く良いレポート、できたら全文読んで欲しい。SF作家マクラウドやストロスもこの立場
kemofure
@kemohure
上記レポート、シンギュラリティは新しい思想ではなく、昔からSFと宗教者が主張してきた古い思想という分析も面白い。バーナルの「世界、肉、そして悪魔」ピエール・シャルダンの「人間の未来」、ティプラー、バロー「人類中心の宇宙論原理」、他無数に。ベア「ブラッド・ミュージック」とかもそうだね
kemofure
@kemohure
こういう、SFと宗教が混ざった主張が強く行われることは昔からあって、例えば、1980年代は、走査型トンネル顕微鏡によるナノテクとドレクスラーの「原子をひとつずつ自由に組み立てることができれば、原理的に何でも製造することが可能になる」論から、ナノマシンが世界を変える論が盛んになった
kemofure
@kemohure
勿論、ナノテクノロジー(それに付随してバイオ・ナノテクノロジー)は現代技術の基礎として極めて重要なものですが(様々な産業に利用されている)、SF作家と宗教家達が夢見た「ブラッド・ミュージック」みたいな世界の変革は起きていない訳です。そこに終末論的SF幻想と現実世界の差異があるとされる
kemofure
@kemohure
もし、何か終末論的なものが未来にあるとしたら、それはシンギュラリティのような疑似科学的な突然の超越の訪れではなく、気候変動や、国際情勢の悪化による各地の戦争などの、科学的見地を重んじるものなら誰もが起こり得ると考える、ゆっくりと起きて、地味だが、危機的な変化として現れると思います
kemofure
@kemohure
本題に関係のない全くの余談ですが、ナノテク・SFホラー、ナノバイオ・SFホラーとしては、先日読んだジェフリー・フォード短編集「最後の三角形」収録の「ダルサリー」が、究極に恐くて凄かったのでぜひご一読お勧め。私はSFホラー好きなんですが、これまで読んだ中で1、2を争う出来の傑作でした
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